メンヘラおたくの自己肯定感を(ちょっぴりだけど即効)あげた凄い本の話
お久しぶりです。4月ですね。
私の職場にもそろそろ新卒社員が配属されるとのことで、新入社員の皆さんおめでとうございます!新卒ブランドってめちゃくちゃ最強なので、いっぱい失敗していっぱい成長してください。OJTの先輩や上司は、後輩・部下の失敗をフォロー、カバーするためにいるものなので報連相した上での積極的な失敗は全く問題ないですよ!(前職でのOJT経験談)
とはいえ、失敗するのって嫌なんだよなあ…。
かっこよさげなことを言ってる私ですが、前職で新卒入社してすぐは失敗することが大嫌いでした。正直上司から失敗して怒られたことは一度もなかったのですが、失敗するたびに自分の不甲斐なさを感じて自分のことが嫌いになっていたからです。
(入ってすぐのぺーぺーが不甲斐ないなんて当たり前なんだけどね…)
ASDの診断を受けたきっかけで自己理解を深めようと努力したり、そもそも社会人3年目になるので今は新卒の頃より失敗しても負う傷が随分と浅くなってはいるんですが、私が失敗を極端に恐れる理由は
自己肯定感の低さからきていました。
*ちなみに自己肯定感とは?
自尊心と言われることもありますが、心理学用語でセルフエスティームと言い、自分の価値を自分自身どう感じているかによって決まる感覚のことです。「自分はかけがえのない存在だ」「自分は大切な存在だ」という気持ちが土台となります。
自己肯定感が高い人は、メンタルの土台として自分自身の価値を認め、受け容れられているので物事へ取り組む際も積極的に見える場合が多いです。
逆に、低い人は気持ちの奥底で自分自身の価値を認められていないので、例えば自分なんてどうせ…他の人のほうができるし…などと物事に取り組むときも自信をなくしている場合が多いです。
決して自己肯定感が高いからいい、低いから悪いというものではなく、それぞれ周りから見るといい面もあるのですが、自己肯定感が低すぎると物事を考える時も他人軸で他の人を気にしすぎるのでめちゃくちゃ生きづらいです。
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話を戻しますが、私は自己肯定感が低すぎて失敗する度に自分を必要以上に責めて、責めて責めすぎるので、環境が変わったり新たにステップアップして3~4ヵ月くらい経つとだいたい自己否定のキャパを超えて病院の先生から怒られるレベルにメンタルと体に不調をきたしています。(笑)
かくいうこの記事を書いている1週間前も絶不調で仕事にもプライベートにも支障をきたしまくっていました…よろしくない。
その中で、たまたまブログでお薦めされていた本を手に取ったのですがこれが本当に私には効果てきめんで!!!いつも2ヵ月ほど余裕で不調を引きずるんですが、本を読み始めて1週間で割と回復の兆しが見えてきたという恐ろしさ…。
春から環境が変わる方も多いでしょうし、環境の変化でメンタルのバランスを崩す方も多いでしょうし、それが自己肯定感の低さから来ているとしたら尚更、一度は読んでいただきたい本に出逢ったので紹介させてください!!!
※一個人の感想なので、気持ちかるーく読んでくださいね。(笑)
それがこの本です。
最初にぶっちゃけていいですか?ブログでタイトルを最初に見たとき、2〇年間培った自己肯定感の低さが7日間で上がるわけないやん!!!って盛大にツッコミました。ごめんなさい。
ちなみに大まかな内容としては、7日間を通して、他人軸(他人からの評価や人にどう思われるかを気にしすぎる)から自分軸(自分がどうしたいか、何を感じているか)へ考え方をシフトして自己肯定感を上げていきましょうという内容になっています。
その中でも毎日細かくステップがあり、1日目~3日目で自分自身に意識を向けて、4日目以降は自己肯定感の高め方や応用の方法、維持の方法を学んでいきます。
正直できれば毎日時間もないし一気に全部読みたい!!ってもどかしくなっちゃう方もいらっしゃるかもしれないんですが、1日でどうにかしようと無理して読み進めるのはあまりお勧めできません。
なぜなら、この本の本質は内容もしかりなのですが、内容を踏まえた上での日々のワークと順番に向き合うことでより自己肯定感を上げる方法を身に着けられると思うからです。ワークと言っても本の内容と紐づいていますし、とっても考えるけど決して難しいものではないです。
私も1日目から順番に、必ず毎回ワークに取り組んだことが結果として早いメンタルの回復に繋がったと実感しています。
というのも、私にとって5日目以降の内容って前の担当医から口酸っぱく言われていたのにどうしても治らなかった思考の癖とピタリとリンクしていたのに、今回はそこに向き合う前の事前準備ができていたからか、思考の歪みに本の力は借りたにしても自分で客観的に気付くことができたからです。凄い成長…!書いていてやっぱり自分を褒めたいから後でアイス食べよう!!
そして、この本の言葉選びがASDかつメンヘラにはとてもやさしい。寄り添って共感してくれて、かつ具体例もしっかりしていて、考えきれなかった時の代替案まであって、めちゃくちゃ実践がしやすい。
割とこういう系の本っていい意味で考える余地を残す為に曖昧な表現をしてあることも多いんですが、やり方や考え方について言葉選びは優しいのに適格で具体的。想像性が弱い私にとっては非常に助かりました…。
という感じで7日間かけて読み終えてすっかりこの本のファンになってしまっている私ですが、タイトルにある通り自己肯定感がちょっぴり上がった気がしています。
というのも、現在進行中で他人軸から自分軸へ考え方のシフトをする練習を繰り返しているからです。
7日間読み終えたあとが私にとってはスタート地点ではあるのですが、そのあとも私のメンタルのバイブル本として活用しまくっております。(笑)
と、これほど影響を受けた本だったので生きにくさに悩んでいる人や自己肯定感ってどうやって作られてきたんだろう?と興味のある方には一度読んで頂きたいなと思って紹介記事を書かせていただきました。
Kindle版もあるみたいなので気になった方は是非「自己肯定感 7日間」で検索してみてください。
一応再掲。書店さんではなかなか見つからなかったので店頭でもし見かけたら是非手に取ってみてください!
それでは、今日も明日もその先も、ずっと笑顔でいられますように🌻