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私史上最強のアイドル西畑くんがいる日常

一人暮らしをはじめよう!~元不動産営業マンが教える部屋探し・お引越しのポイント~

春真っ只中、進学や就職で4月から心機一転頑張る方も多いのではないでしょうか。そんな新しいスタートを踏み出すと共に一人暮らしを始めるという方もいらっしゃるのでは?

一人暮らしって憧れるけど最初はどうしたらいいかわからないですよね?…うんうん分かります。

 

ということでお引越しシーズンに少しでも役立てばと一人暮らしをスタートさせる時に抑えておきたいポイントをまとめてみようと思います!

一人暮らし4年目、引っ越し1回、元不動産系営業職をやっていた私なりの見解でハウツー本には載ってなくてもこれだけは押さえとけ!!な情報を書いていきますので誰かのお役に立てれば幸いです。(手続き系はハウツー本とかが分かりやすいのでそちらを是非ご参考に♡)

 

進学組のお引越しシーズンを過ぎてしまっているのはご愛敬で…

 

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それではいってみよう!!

 

 

 

お部屋探しのポイント

住みたいお部屋の条件を明確にする

まずは闇雲にお部屋探しを始める前に自分の住みたいお部屋の条件を書き出してみましょう。なんでもいいです。家賃が安いほうがいいな~とか、学校や職場に徒歩で行ける範囲がいいなとか。

ちなみに私が今のお部屋を探す際に出していた条件がこちら。

 

・家賃は共益費込みで55,000円以内

・バスとトイレ別

・室内洗濯機置き場がある

・BSアンテナがある(ここオタク的にとっても重要!)

・職場への通勤のしやすさ+オタク的現場へのアクセスの良さ

・徒歩圏内にスーパーがある

 

割とお部屋へのこだわりが少ないから不動産屋さんにも心配されるレベル。(笑)

最初の条件は全てかなうかどうかは置いておいて思いつくだけ挙げてみましょう!条件満たす物件がなければそこから妥協点を探せばよし!!

 

間取り図の見方

そして早速お部屋探しを始めたときにぶつかる壁。某サイトに載せてある物件はやはり会社ごとに写真の充実度などがかなり違います。でも必ず載せてあるのがお部屋の間取り図。これを読み取ることができれば、少しはイメージが湧いてきます。

ということで私の過去の部屋の間取り図を見ながらポイントを押さえてみましょう。

 

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フリーハンドかつ所々汚れていて見づらいとは思いますが…すみません。

私の今の部屋は所謂1K。お部屋とキッチンが仕切られているということです。初めての一人暮らしであれば1R(キッチンも特に区切ってなく1部屋)か1Kくらいで大体の方はちょうどいいかと思います。

広い部屋に憧れて最初の一人暮らしで1LDKに住んだけど、別に1部屋あっても全然使わなかった!ただの洋服倉庫みたいになってたから…(笑)

 

話を戻しますが、不動産屋さんによってはもっと簡易的な間取り図になります。窓とか割と適当だったり、クローゼットの中のハンガーポールなんて書いてないのはザラ。それでも間取り図はある程度のお部屋の形が読めるので見方を知ってて損はしませんよ!

 

概要書の見方

物件概要書とは間取り図のほかに賃料とか物件の細かい詳細が書いてあって不動産屋さんの外によく張り出してあるアレのことです。

意外と侮るなかれ。概要書をきちんと読むこと、これ大事。テスト出ますよ。()

 

確認すべきポイントは設備・条件はもちろんその他にもいろいろとあります。

最低限押さえておきたいのはこちら。

 

  • 取引態様

貸主・代理・仲介(媒介)の3パターンがあります。

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貸主:不動産会社が大家さんというパターン

代理:大家さんの代理で不動産会社が契約をしますよというパターン

仲介(媒介):大家さんと借りる人の仲介を不動産会社がやりますよというパターン

 

この中で貸主の物件に出会えたあなたはラッキー!初期費用の中に含まれる仲介手数料が発生しません。その分費用が浮きます。

でも大体は仲介(媒介)の物件が多いです。媒介だと家賃の交渉とか仲介してる不動産を通さなきゃいけないから少々ややこしくなるかも。

 

初期費用としてかかるお金に入ります。礼金返ってこない貸主へのお礼料敷金は退去時にクリーニング料などを差し引いて返ってくるお金。よくある敷金0円物件は大体退去時に別途クリーニング費用が請求されるパターンになるので注意。

 

  • 築年月

もちろん築浅に越したことはないですが…(笑)1981年以降に建てられた建物は現在の耐震基準に対応しているので参考にしてください。

 

  • 共益費

最初意外と見落としがちな共益費。これは家賃と同じく毎月請求されるお金になります。結構3,000~5,000円とかで見かけるので賃料だけで毎月の予算を判断するのは危険!その他賃料として請求額があるケースもあるのでその場合は何のお金かしっかり確認してくださいね。(ex.定額での毎月の水道料など)

 

  • 構造

建物の構造の強さはRC造(鉄筋コンクリート)>鉄骨>木造 の順となります。

マンションは大体RCか鉄骨です。木造はアパートに多いですね。

 

  • 設備・特約等

設備で気にしたいのはIHかガスか。料理好きな人は火力の関係でガスのほうがいいと思います。かつ、ガスの場合も都市ガスかプロパンガスかで毎月の光熱費がめちゃ変わります(プロパンのほうが維持費の関係で高い)。ただし、災害時には都市ガスよりプロパンガスのほうが強いので、どちらを取るかはお好みですが一人暮らしならガス派は都市ガスがおすすめ。

 

特約や備考にも確認するポイントがあるのですが、心理的瑕疵というワードがあったら要注意です。これがあったらほぼほぼ事故物件といっても過言ではない…。これは心理的に問題がある物件の場合表記してくださいねという法律に従って記載されています。

ただ規定年数が経てば心理的瑕疵の表記をする必要がなくなるので、同じ建物でもその部屋だけ極端に安い賃料の場合とかはその要因を不動産屋さんに確認したり、かの有名な大島てる(事故物件まとめサイト)を確認することをお勧めします。

 

内見の際のポイント

さてウキウキワクワクな不動産屋さんでの内見!ここではメジャーと筆記具は必ず用意してくださいね。不動産屋さんが貸してくれることもあるけどね!

できれば不動産屋さんは何件かはしごすることをお勧めします。掘り出し物の自社物件があったりすることも多いので。ただし内見の時はできれば家賃の予算オーバーした物件は避けること!1回見たら心奪われちゃうことが多いですよ…そしたらもう戻れないよ…

 

見ておくべきポイントとしては以下の通り。もらった概要書にがんがん書き込みましょう。

・コンセントの位置、特にテレビやLANコンセントの位置

・照明の数・位置(自分で購入しなきゃいけないところ)

・窓の大きさ(カーテン購入時のため)

・洗濯機置き場、冷蔵庫置き場のスペースを確認

・(大きな家具を最初に置くのであれば)置きたい位置のスペースを確認

・エントランス・ポストの綺麗さ(だいたいここに治安出る)

・物件の周辺の雰囲気を歩いて掴む(周囲を5分くらい歩くと周辺状況割と見えてくる)

・(マイカーがある場合)駐車場の確認 別で借りる場合は周辺リサーチ

 

壁の薄さとかは正直壁を叩いても素人にはわかりません。私もわかりません。硬ければいいっていう不動産屋さんもいるけど、硬くたって音の伝わり方はボードがどうとかじゃなく内部の構造次第なんだからそこは運に任せましょう…(笑)

外からの音についても、よっぽど騒音じゃない限りはカーテンでなんとかなったりします。現代の技術最強説。

 

契約時のポイント

値下げ交渉したいならシーズンオフは8月

初期費用とか家賃とか、出来るだけ安く済ませたいですよね?学生さんには難しいと思いますが、やっぱり2~3月は物件の出回りも多いけど不動産屋さんにとっても稼ぎ時。物件の奪い合いも激しく、値下げ交渉が難しい時期でもあります。

なので、どうしても今じゃなきゃ!って訳でなければシーズンオフの8月に契約・お引越しすることをお勧めします。不動産側としては契約したくてたまらないから多少の値下げ交渉にも応じてもらいやすい!!

 

ちなみに!入居初月は日割り家賃となることがほとんどですが、上手くいけばここを差っ引いてもらえる場合もあるし、一番ここが値下げ交渉しやすい。私の場合は、今のお家に引っ越したのがたまたま8月。初月の日割り家賃+次月の家賃をフリーレント(賃料無料)としてもらえたので結構得しました。

でも値下げしたいからといって強引にいったらだめよ。不動産の営業マンも人だから嫌な奴と思ったらこいつに値下げなんかするか!と思うし(笑)あくまで謙虚にいきましょう。

 

いろんなオプションの話

ここは正直好みの問題ですが…費用を抑えたいならどんどん断ってよし。とりあえず内容が分からなかったらとことん聞いてくださいね。そしてひとつ言っておくと目に見えないオプションは住み始めて2ヵ月くらいすると忘れます。だいたい忘れて使いません。

 

引っ越し時のポイント

引っ越し業者を使う場合

はじめての一人暮らしでも実家から大きな家具・家電を持っていく場合は業者を使ったほうがスムーズにいきます。大きなものを全部購入する場合はいらないけどね!

もし業者を使う場合、不動産紹介の業者以外にも2~3社相見積もりは必ず取りましょう。不動産紹介だから激安になるわけではないです。会社によって紹介だから優先的に日時手配してくれたりとか、そんな印象。

 

口コミとかどこがよさそうとかは自分で調べた肌感を信じてなんぼですが、本命の業者は一番最後にセッティングしてください。だいたい他の業者から相見積もりとっていくらでしたって話したら営業マンの目の色変わります。(笑)

引っ越しが立て込むシーズンはアルバイトさんが増えるのはだいたいどこの業者も変わらないと思うので、質の問題とかは口コミ頼りかな…

 

大きな家具・家電はできるだけまとめ買い

トータルで値下げ交渉しやすいっていうのもなくはないですが、1番何がいいって全部まとめてお家まで運んでくれることです。物ごとに最安値探してバラバラで買うくらいなら設置費無料でやってくれる家電量販店でまとめ買いしたほうが賢い。丁寧なところは設置後簡単に使い方教えてくれたりもします。

最初に揃えておくべきものはまた別記事に書きます!

 

最後に

簡単にポイントをまとめましたがいかがでしたか?

あ、最後にひとつだけ言い忘れましたが契約してから入金までのスパンってめちゃくちゃ短いから基本的に一人暮らし始める前にちゃんと貯金しとかないとだめだぞ!!!(今の家に訳あってやむを得ず引っ越しをしなければならなく、その際貯金が足りなく親に泣きついたのが私です)

 

次回は一人暮らしをはじめるならこれを揃えよう!!編です。()

最低限これがあればいいとか、住み始めて便利だったグッズとかを紹介します。

 

それでは、今日も明日もその先も、ずっと笑顔でいられますように🌻